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小中高アスリートにEMSトレーニングを勧める理由


── 子どもの時こそインナーマッスルを鍛えておきたい本当の理由
スポーツを頑張っている学生さんに多いのが腰椎分離症
特に、サッカー・バレー・野球・陸上・体操など、ジャンプや反る動作が多い競技ではよく見られます。
当院にも部活動で一生懸命練習している学生さんが多く来院されますが、
痛みが出る背景には、実は 「体を支える力(インナーマッスル)」の弱さが大きく関わっています。

■ そもそも分離症とは?
腰の骨(腰椎)の後ろの部分に“ひび”のような骨折が起こる状態です。
多くの場合、オーバーワーク・フォームの悪さ・筋力のバランス不良などが重なって発生します。
学生の分離症は、
✔ 痛みが長引く
✔ 運動を休む必要がある
✔ 再発しやすい
という特徴があります。
では、なぜ再発しやすいのか?

■ 分離症の学生は「インナーマッスルが使えていない」ことが多い
姿勢や体幹を支えているのは、腹横筋・多裂筋などのインナーマッスルです。
ここが弱いと、
腰が反りやすくなる
動きにブレが出る
着地や捻りの衝撃が腰に直接入る
結果として、分離部に大きな負担がかかり続けてしまうのです。
つまり、
痛むところを休めるだけでは不十分。
支える筋肉を強くしないと “再発しない身体” にはならない
のです。

■ なぜ学生はインナーマッスルが弱いのか?
子ども〜学生は、実はインナーマッスルがまだ十分に育っていません。
理由は3つあります:
① 身長の成長が止まるまでインナーの発達も安定しない
骨格が急激に伸びる時期は、筋肉のバランスが崩れやすく、体幹が不安定になります。
② スポーツの動きはアウターマッスルばかり鍛えてしまう
速く動く、強く蹴る、繰り返し走る…
こうした動きではアウターマッスルが優先的に働きます。
インナーは“地味な筋肉”のため、自主トレではほとんど鍛えられません。
③ 成長期は反り腰になりやすい
体が柔らかい分、反り腰姿勢になりやすく、
腰椎に負担が集中しやすい状態になっています。
このように、成長期の体はインナーマッスルが使いにくい状態がそろっているのです。

■ EMSトレーニングが必要な理由
学生のインナーマッスルを“安全に”“正確に”鍛える方法が少ないからです。
インナーマッスル(赤筋)は、
自主トレでは刺激が入りにくい
動きのクセでアウターが代わりに働いてしまう
正しく鍛えないと逆効果になる
という特徴があります。
そこで役立つのが 高周波EMS です。
高周波EMSは、
深部のインナーマッスルに直接アプローチできる
自分では動かせない赤筋に刺激が届く
痛みのある時期でも安全に使える
初心者でも正しい体幹の使い方が身につく
というメリットがあります。
特に分離症では、
腰に負担をかけずに体幹を鍛えられる=リハビリとして理想的 です。

■ 筋トレをやりすぎると筋肉が硬くなる
クラブチーム、教室、道場など強豪チームでは、筋トレを多くやるケースが多いと思います。
なぜ筋トレをやりすぎると筋肉が硬くなるのか
● 通常のトレーニングは、アウターマッスルを主に鍛えます。
アウターマッスルは、やればやるほど硬くなります。筋肉は固くなると攣って痛みが出ます。
またアウターマッスルを中心に鍛えると筋肉が硬くなり柔軟性がなくなり、成長痛の原因になったりもします。
逆にインナーマッスルを鍛えると筋肉が柔らかくなり、成長痛予防、けがの予防になります。


■ 子どもの時こそインナーマッスルを鍛えるべき理由
● 理由1:一度ついたインナーは落ちにくい
インナーマッスルは“体を支える筋肉”なので、
一度育つと大人になっても維持されやすいと言われています。
つまり、成長期に鍛えておくと一生モノの財産になります。
● 理由2:スポーツの上達スピードが変わる
インナーが安定すると、
動きが軽くなる
フォームが安定する
ケガしにくくなる
無駄な力みがなくなる
結果、競技力の底上げにもつながります。
● 理由3:分離症の再発予防に欠かせない
骨が治っても、原因が残っていれば再発します。
インナー強化は、まさに“再発の根本対策”です。

■ まとめ
学生の分離症に、EMSでのインナーマッスルトレーニングが必要な理由は――
成長期はインナーが弱く、腰への負担が大きい
分離症は体幹の不安定さが原因の一つ
自主トレではインナーを鍛えにくい
EMSなら深部にピンポイントで刺激できる
成長期に育てたインナーは一生の財産になる
という点にあります。
特にスポーツを頑張る学生さんにとっては、
「痛みを治すため」だけでなく
「ケガをしにくい身体を作る」「パフォーマンスを上げる」

ためにも、非常に大きな意味を持つトレーニングです。