梨状筋症候群・坐骨神経痛を感じたら、はら接骨院へ
梨状筋症候群・坐骨神経痛について
✅ 症状・特徴
坐骨神経痛とは、「腰・お尻・太もも裏〜ふくらはぎ・足先」へかけて痛みやしびれが出る状態を指し、単なる病名ではなく“症状”を表す用語です。
梨状筋症候群は、骨盤から出る神経の通り道(特にお尻にある 梨状筋)が緊張・硬化・圧迫されることで、坐骨神経に影響を与え、臀部〜下肢に痛み・しびれを生じさせるものです。
「長時間椅子に座っているとお尻が痛む」「お尻から太もも裏にかけてピリッとする」「足を上げるとお尻やモモ裏が痛む(SLRテスト陽性など)」「歩くと痛み・しびれが増す」などの訴えが典型です。
また、腰痛や股関節・骨盤の歪み・姿勢崩れ・筋肉のアンバランスが背景にあることが少なくありません。
🧠 原因・メカニズム
梨状筋は骨盤の深部に位置し、股関節を外旋・外転させる働きを持つ筋肉です。頻繁に使われたり、過使用・筋緊張・筋疲労・ストレッチ不足などで硬くなることがあります。
梨状筋が過緊張・硬化すると、その下を通る坐骨神経・その近傍の血管・リンパなどを圧迫・牽引して、神経痛症状を引き起こします。
また、骨盤の歪み・臀部〜下肢の筋バランスの乱れ・腰椎・仙腸関節・股関節の可動域低下などが複合的に働き、痛み・しびれを強めることがあります。
坐骨神経痛として表れる場合、原因は腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎すべり症・脊椎分離症など多岐にわたりますが、梨状筋症候群もその一つとして重要です。
🏥 当院(はら鍼灸接骨院)での施術アプローチ
当院では、症状の“出ている部位”だけでなく“なぜその部位が負担を受けているか”という「原因」に着目し、以下のような流れで治療を行います。
1. 問診・検査・評価
お尻〜太もも裏・ふくらはぎにかけての痛み・しびれ、動作時痛の有無、坐骨神経走行上の症状などを丁寧に聴取。
股関節・骨盤・腰椎・仙腸関節・筋の緊張状態を確認。動き・左右差・可動域・筋力バランスも検査します。
2. 痛み・神経症状の早期改善
硬くなった筋肉・圧迫されている神経・血流障害へ対し、即効性のある施術を行います。
当院導入の「羽田野式ハイボルト療法」により、深部の筋・神経・関節部へ電気刺激を与え、痛みの軽減・神経興奮の抑制を図ります。
手技療法・鍼灸・温熱・物理療法(超音波・ラジオ波)なども併用し、筋膜・筋繊維・血流・神経回路を調整します。
3. 筋・関節・骨格バランスの調整
お尻・太もも裏・臀部の筋緊張を解放するとともに、骨盤・股関節・腰椎・仙腸関節の歪み・可動域制限を整えます。
当院では「スパイラルテーピング療法」を使い、身体全体のバランスを正すことで、梨状筋にかかる負荷を軽減し、坐骨神経への牽引・圧迫を防ぎます。
4. インナーマッスル強化・再発予防
筋肉・関節・神経への負荷が再びかからないよう、インナーマッスル(股関節周囲・臀部深部・体幹)を鍛えるプログラムを実施。
当院では高周波EMS「Eeトレ」を導入し、寝たきりや運動制限のある方でも安全に筋力アップを図ります。
5. 日常動作・セルフケア指導
長時間の座位・歩行・立ち姿勢・片足立ちなど、日常で筋緊張・神経圧迫を引き起こす要因を見つけ、動作改善・ストレッチ指導を行います。
寝具・椅子・歩行時の姿勢もお伝えします。
🔍 こんな方は特にご相談ください
お尻・太もも裏・ふくらはぎにかけて「痛い」「しびれる」「重だるい」感じがある。
長時間座るとお尻・太もも裏が痛くなってくる/立っているのがつらい。
足を上げたり、股関節を曲げたり捻るとお尻に痛み・違和感が出る。
腰痛を繰り返していて、下肢(臀部〜太もも裏)にまで症状が広がってきた。
運動・スポーツをしていて、股関節まわり・お尻まわりが硬く、歩き・動きに支障が出てきた。
⚠️ 注意事項/整形外科受診をおすすめするケース
安静にしていても痛み・しびれが強く、夜間眠れない程である。
足の感覚が極端に鈍くなった、歩行が困難、筋力低下・萎縮がある。
排尿・排便障害がある。
明らかな外傷(転倒・事故)後に発症した。
→ このような場合は、まず整形外科での検査(MRI・神経伝導検査等)を受けていただくことを推奨します。